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さらば日本海!大阪札幌間22時間列車の旅 その1 [鉄道]

話は少し前に遡ります。
昨年11月初めのこと。
私は年末年始のコミケ遠征+帰省の為の飛行機のチケットを手配しておりました。
行きは羽田までスカイマークで17,300円。まあ多客期であることを考えればこんなものでしょう。
で、帰り。神戸→札幌のスカイマークを予約するために9時半前から仕事そっちのけでスタンバって
おりました。後ろに所長がいるけど(゚ε゚)キニシナイ!! (ヲ
で、19,800円の席が2つ開いていたのですぐさま抑えにかかったのですが、スカイマークの貧弱なサーバーと
弊社のオンボロPCのせいなのか全く処理が進みやがりません・・・。
結局、「予約処理してる間に満席になっちったよ(意訳)」という表示が出て確保できず。
背に腹は変えられず正規料金で押さえました。〆て28,800円也。おぅふ・・・・(つД`)

で、さらに暫くして、3月ダイヤ改正で臨時化が噂されていた日本海ときたぐにの臨時化がJRから
正式に発表されました。
こうなったらどこかで乗りに行かないといかんなあ・・・、と思ってた時、ふと閃きました。
『帰りの飛行機正規料金なんだから、キャンセルして日本海で帰ったらいいんじゃね?』
この時点ですでに12月に入っています。
まあB寝台ならまだ開いてるだろ、と思ってマルス君にお伺いしてみると喫煙席しか空いておりません。
それどころか函館から先のスーパー北斗まで満席だったりします・・・(汗
まあまだ時間はあるのでB寝台禁煙下段→A寝台下段の順番でキャンセル待ちを掛けておきました。
はてさて結果はと申しますと・・・。


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A寝台下段キタ━(゚∀゚)━!
ええ、無事A寝台下段ゲット出来ましたよ。
この時点でスカイマークはもちろんキャンセル。
大阪→札幌間22時間の旅が確定したのでしたw


2012年1月3日。
大阪駅です。
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さすがにUターンラッシュだけあって混み合ってます。
どうにか晩飯の弁当と飲み物を多めに、そして会社への土産を購入します。
なお日本海のような自販機も車販もない夜行列車内だと飲料水の調達が結構厳しいので
多めに買っておくに越したことはありません。


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17:47発「日本海」青森行き。


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意外にも入線は直前。まだ列車が来るまで暫くあります。


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トワイラと日本海の乗車位置。
客車なせいか他の列車と位置が違います。
トワイラにも乗ってみたいですね。


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17:41。
入線してきました。今日の牽引機はなんとトワイラ色のEF81。
10人くらい機関車に群がっていて写真撮るのも一苦労。
まあ廃止寸前の北陸の時の喧騒に比べたらよっぽどマシだけどw


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機関車と客車の連結部。


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遠い地名の行先表示をみると否が応でもテンション上がってきますw

と、もう発車時間です。
オハネフ側を撮影してる余裕はありません。
乗車しましょう。


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A寝台。
そういや一昨年日本海に乗車した時もA寝台だったなw


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開放A寝台。
上下2段の寝台が通路を挟んで並ぶ『プルマン式寝台』という形式です。
アメリカのプルマン社が開発した寝台車がこの形態だったためこう呼ばれます。
昭和時代は豪華な設備だったのですが今となってはプライバシーの問題等、時代遅れの設備に
なってるのかもしれませんが・・・。


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本日乗車の車両。
オロネ24 5。
昭和48年日本車両製。
私よりも少し年上ですねw
ちなみに前回乗車した車両もこの車両という偶然。


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本日のお宿。
A寝台下段。
カーテンを閉めればなかなかいい感じのパーソナルスペースです。
10,500円の価値があるのかどうかは謎ですがw


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開いているスペースにちょっとお邪魔して・・・。
こちらは上段。
ちなみに9,540円しますがさすがにその価値は・・・(ry

それでは車内を探索してきましょう。


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A寝台の更衣室。
B寝台だけだと思ったらA寝台にも更衣室があったのですね。


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A寝台の喫煙室。
この写真は深夜に撮影したものですでに先客がいらっしゃいました。


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洗面台。
リニューアルされた後ですが懐かしい形ですね。


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給水器とシート型の紙コップ。
これもそろそろ絶滅かな・・・。
ちなみにこの水、冷えてないとマズいです・・・(´Д`)


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B寝台を覗いてみましょう。


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片側に寄った通路と2段寝台が並ぶ開放B寝台です。
なお日本海は個室寝台のない昭和の寝台列車の雰囲気を残した最後の寝台列車でもあります。


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B寝台下段。


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B寝台上段。
正月だけあって下段だけでなく上段もそこそこ埋まっています。


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丸くて高い天井が寝台車の特徴です。


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通路の椅子を引き出してみました。
これに座って夜の車窓を眺めるのが寝台列車の醍醐味なんですよねw


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トイレはこの時期の車両ではお馴染みのステンレス製。
なおA寝台のトイレは洋式です。


P1070672.jpg
こちらはB寝台の更衣室。
A寝台と作りがちょっと違います。
こんな所でもA寝台とB寝台で差別化していたんですね。

さてひと通り見て回りましたし一旦自席に戻りましょうか・・・。


(久々に続きますw)



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