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雪の紋別鴻之舞探訪記 その3 [旅行・出張]

2012年2月5日。

早い朝食を取って早速出発です。

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目的の鴻之舞に行く前に寄り道です。
紋別港にやってきました。


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流氷が接岸してたら見えるかも?と思いましたが本日は風の影響で
船で30分の距離まで押し流されてしまったとのこと。


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流氷観光船『ガリンコ号Ⅱ』
出航時間は2時間以上後。
残念ながらそこまで待つ時間はありません・・・。


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ガリンコ号が回収した流氷とのこと。
随分分厚いのね結構驚きました。

さて先へ進みましょう。
道道を丸瀬布方面に向けて南下します。
途中の道沿いに廃墟群が見えてくるらしいのですが・・・。
なお気温は-12℃くらいですかね・・・(´Д`)


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道道を南下すると途中にあるのがこちら。
『上藻別駅逓』です。
駅逓とは北海道独特の制度で旅人の宿泊所であったり、馬を貸し出したりしたところで、
明治から大正にかけて200箇所以上が整備されましたが鉄道の整備や開拓がほぼ終了して
いったことにより昭和20年代には制度自体が廃止されてしまいました。
現代で言えばさしずめ『道の駅』か『サービスエリア』といったところでしょうか。
なおこの上藻別駅逓は開設が大正15年とかなり遅い時期に開設されたものになります。


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建物自体は冬でもアクセスできますが冬季は閉鎖されています。
夏季には内部の見学ができるそうで夏に再訪してみたいですね。


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馬が常駐していた名残でしょうかサイロが残っています。

さてここを過ぎるともう暫くでいよいよ鴻之舞です。


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来ましたね。鴻之舞です。
なお現在でも採石が行われているようで紋別よりには現役の新しい設備も見えました。


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とりあえず道は除雪されています。
というかこの先の金八トンネルが開通しているせいか意外に交通量があります。
5分に1回くらいは車が通りますので注意が必要です。


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鴻紋軌道の橋脚です。結構大きくて迫力ありますね。


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そして現れた道道を跨ぐ高架橋。
インクラインの跡かと思ったらこれ鴻紋軌道の高架橋らしいです。


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下から。
結構しっかりした作りみたいです。


軌道跡を過ぎると道の両側に廃墟があちこちに現れます。
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このようにコンクリートの壁だけが残っている建物が多いです。
厳しい自然環境が木材で出来た部分を完全に風化させたのでしょうか・・・?


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これは何の橋脚跡でしょうか・・・?トロッコ?


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こちらは小学校跡。
壁と煙突だけが残っています。


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こちらは鴻之舞鉱山の記念碑。

しかしこんなに廃墟だらけなのは初めて見ます。
道の両側に廃墟があちこちに点在しています。
まあ昔は道沿いにずっと街が広がっていたのでしょうから当然ですね。
しかし持っててよかった140mm(35mm換算280mm)望遠w


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この住友のマークが入った頑丈そうな蔵は文書庫だそうです。
重要書類とか保管したたのでしょうか?


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あとこんなのとか・・・


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こんなのとか一体何だったのかはわかりませんがありました。


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私はこれが何だったのかはわからなかったのですが店長氏曰く
「ガソリンスタンドの跡」だそうで。
確かに言われてみれば・・・。


ちょっと多くなりすぎたのでこの辺で分割です。


(続く)


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