近鉄内部・八王子線

2013年1月2日。

恒例の年末の祭も終了して大阪の実家に帰省途上、ふと寄り道したくなりました。
というわけで新幹線を名古屋で下車し、近鉄線へ向かいます。

近鉄名古屋駅。
ここからまず四日市へ向かいましょう。



特急に乗るつもりでしたが急行の方が先着とのことで素直に急行に乗車。



四日市着。



一旦改札外に出て・・・。



随分歩きます。てくてくてく・・・。



漸く内部線の改札に到着。
本線とは完全に独立しています。
ここから762mmのナローゲージである内部・八王子線に乗車します。
内部・八王子線は乗客の減少とナローゲージという特殊要因で老朽化した車両を
新造でしか賄えず車両更新コストが高いということで近鉄がBRT化の方針を打ち出しました。
といっても輸送密度は4000人/km/日程度はあり近鉄の努力不足もかなり感じられますが・・・。



高架下の、昼でも薄暗いホーム。
なんか辛気くさい・・・。



とんでもないことをする奴がいるものだ・・・。
置き石は死亡事故につながる重罪です。
早く犯人が捕まることを願います。





列車が到着。
流石に762mmゲージだけあって小さな車体です。
このパステルカラーのせいもあってまるで遊覧鉄道のようですw



中間車はウインドシル・ヘッダー装備の何やら古めかしい車両。
サ120形は戦後すぐに三重交通が製造した車両の生き残りとか。
近鉄最古参で製造60年以上経っています・・・。



さて出発です。
レール幅は狭いですが軌道は意外としっかりしています。
もっとへろへろかと思ってました(；´∀｀)



本数がそこそこある（内部線・八王子線それぞれ毎時2本）ので上下離合もあり。



内部線終点の内部駅着。



内部駅舎。
ごく普通のローカル駅舎です。



駅の横に車庫があります。
車両の大きさに合わせて車庫もミニサイズですね。



側線に古いタイプの先頭車がポツリと留置。
旧型車からの改造車のようです。



さてそろそろ折り返し列車の時間です。



車内は先頭車がバスのような1人がけシートが並んでいます。



中間車はロングシート。
どちらもかなり狭いです・・・w



途中の分岐駅である日永駅で乗り換えて・・・。



八王子線終点、西日野駅に到着です。
なお当初は更に先の伊勢八王子まで路線はあったのですが40年近く前に水害で廃止になり、
『八王子線』という線名なのに西日野止まりになっているのだそうです。



西日野駅舎。

さて再び折り返し列車に乗車して戻りましょう。



分岐駅の日永駅で下車。
ちょうど内部行きと乗ってきた四日市行きが離合。



内部線と八王子線の分岐駅である日永駅。
駅舎は普通のローカル駅舎ですが・・・。





2面3線のホームのうち2,3番ホームがY字型をしているという結構珍しい構造をしています。



四日市行きの電車が来ました。これで戻りましょう。



四日市着。
日本では数少なくなったナローゲージの旅でした。
北勢線は近鉄時代に一度乗ったことありますが再び乗りたくなりましたね。





大阪までは特急で。
12400系も数少なくなりましたしこれはこれで・・・。
久々にDXシートに乗りたかったですがまあそれはまた次回にしときましょう。