竜飛海底駅見学ツアーに参加してきた話 その1 [鉄道]
夏コミも終わりましたがまだ昨年9月ですw
周回遅れブログですがお付き合いくださいませw
昨年の冬コミで出した江差線本の取材で函館まで行くことにしたのですが、そんなことを考えていた時に青函トンネルの海底駅と海峡線の知内駅が廃止されるというニュースが飛び込んできたため一緒に行っておこうと考えたのが昨年の夏コミ明け。
ところがどっこい、肝心の竜飛海底駅見学ツアーが連日の満員御礼w
みどりの窓口でマルスくんにお伺いを建てようとするも駅員氏「ダメダメ。(廃止の)報道以来一杯一杯だよ・・・」と諦め顔。
初めは9月の連休で考えていたのですが仕方なく最終の週末(土曜出勤日でしたが労働者の権利を遺憾なく行使w)めがけて10時打ちを敢行して無事見学整理券をゲットしたのでした。
こんなところで10時打ちを敢行するとわ・・・(汗
というわけで昨年11月に見学ツアー中止、今年3月に廃止された竜飛海底駅のレポでございます。
2013年9月28日。
翌日の江差線の取材があるので函館までは自家用車で。
駅前のホテルを確保したので荷物と車を預かってもらって函館駅からは列車です。
指定された列車はスーパー白鳥30号。念のため指定券も押さえておきましたが自由席でも全然大丈夫でしたね・・・w
反対側には785系から改造された増結車。
札旭間運用の785系にuシートを組み込んだ際に余剰となり長期保留されていた車両を転用したものですがいつ見ても違和感しか感じない車両ですw
789系車内。
シートの色がポップな色のためか違和感ありますがJR北海道の標準的な内装かと。
座席はキハ261系に準じているのだそうです。
今回使用した切符はこちら。
海底駅見学整理券を兼ねた乗車券が往復分と往復の特急指定券。
なお函館→竜飛海底間の往復乗車券と見学整理券で6900円。竜飛海底駅の滞在時間は約2時間半でした。
さて竜飛海底まで1時間程あるのでここでお昼にしましょう。
今回も函館駅の駅弁屋さん『函館みかど』で購入しました。
いつもでしたら『鰊のみがき弁当』なのですがいつもいつも同じでは芸がないので今回は『北の家族弁当』をチョイス。
ご開帳。
いかめし、鰊、帆立、筋子などが入った中々レベルの高い弁当でしたね。
青函トンネルに入って暫くすると海底駅見学ツアー参加者は2号車に集合がかかります。
海底駅では2号車のドアしか開かないので到着前に集合するよう指示されます。
で、到着したら到着したでこの通りトンネルの中に無理やり設置した狭いホームですw
なお幅の広い新幹線車両を通すにはこのホームが邪魔なのだそうで北海道新幹線開業に伴いこのホームも撤去されるそうです。
竜飛海底駅。
こうやってトンネルの中をまじまじと見られるのも貴重な体験かと・・・。
しかもここは世界最長の海底トンネルの中でしかも新幹線規格のトンネルですしねw
この時点で既に新幹線用の線路が敷設され三線軌条になっていました。
というわけで駅構内へ。
と言ってもトンネルの中w
ちなみにここはトンネル本坑に平行して掘られている『作業坑』というトンネル。
現在ではトンネルで緊急事態が起こった時の避難路になるそうです。
竜飛海底駅駅名標。
こんなところにあるのですね・・・。
ちゃんとした駅ですので時刻表も設置されています。
新青森方面は先ほど乗ってきた1本のみの停車。
なおこのツアーの定員は1回30人ですのでそらすぐいっぱいになりますわ・・・。
竜飛海底駅には竜飛定点という保安上の基地が設けられており、ここから地上に脱出することが出来ます。
つまりこれから見学するのに歩いて行く通路は非常時には避難路になるわけですね。
トンネルの壁面にはなぜか浮世絵のタイルがw
トンネルの中を歩いていきます・・・。
海底の更に下を通るトンネルのせいかかなりの湧水があるようでそれを集めて地上へ汲み出すポンプが設置されています。
トンネルの一部は湧水のせいで濡れています。
ガイドさんから転倒に注意するように指示がありました。
暫く歩くとこんなところに。
水槽がありましたが既に魚はおらず放置されている様子。
多分日本で一番深いところにあるトイレではないでしょうか。
なお汚物処理にかかる経費がバカにならないそうで・・・。
そして日本一深いところにあるだろう公衆電話。
懐かしのピンク電話でした。
青函トンネルの模型もボロボロ・・・。
トンネル内部は気温は一定なのですが湿度が高く、設備の劣化が早いようです。
こりゃ保守管理大変だろうなあ・・・。
ここでガイドさんによる青函トンネルについて簡単なレクチャー。
その他に工事中の写真や青函トンネルの図面等資料の掲示がありました。
さてこの先には巨大で重厚な扉が。
この扉自体が排煙装置で扉の向こう側から風が吹いているとのこと。
火災発生時にはこの扉を開けて煙を押し出し煙の充満を防ぐのだそう。
でもって通常時にそんな強風を吹かすわけにも行かず同じような扉を2回抜けました。
まるで宇宙船のエアハッチみたいですねw
(続く)
周回遅れブログですがお付き合いくださいませw
昨年の冬コミで出した江差線本の取材で函館まで行くことにしたのですが、そんなことを考えていた時に青函トンネルの海底駅と海峡線の知内駅が廃止されるというニュースが飛び込んできたため一緒に行っておこうと考えたのが昨年の夏コミ明け。
ところがどっこい、肝心の竜飛海底駅見学ツアーが連日の満員御礼w
みどりの窓口でマルスくんにお伺いを建てようとするも駅員氏「ダメダメ。(廃止の)報道以来一杯一杯だよ・・・」と諦め顔。
初めは9月の連休で考えていたのですが仕方なく最終の週末(土曜出勤日でしたが労働者の権利を遺憾なく行使w)めがけて10時打ちを敢行して無事見学整理券をゲットしたのでした。
こんなところで10時打ちを敢行するとわ・・・(汗
というわけで昨年11月に見学ツアー中止、今年3月に廃止された竜飛海底駅のレポでございます。
2013年9月28日。
翌日の江差線の取材があるので函館までは自家用車で。
駅前のホテルを確保したので荷物と車を預かってもらって函館駅からは列車です。
指定された列車はスーパー白鳥30号。念のため指定券も押さえておきましたが自由席でも全然大丈夫でしたね・・・w
反対側には785系から改造された増結車。
札旭間運用の785系にuシートを組み込んだ際に余剰となり長期保留されていた車両を転用したものですがいつ見ても違和感しか感じない車両ですw
789系車内。
シートの色がポップな色のためか違和感ありますがJR北海道の標準的な内装かと。
座席はキハ261系に準じているのだそうです。
今回使用した切符はこちら。
海底駅見学整理券を兼ねた乗車券が往復分と往復の特急指定券。
なお函館→竜飛海底間の往復乗車券と見学整理券で6900円。竜飛海底駅の滞在時間は約2時間半でした。
さて竜飛海底まで1時間程あるのでここでお昼にしましょう。
今回も函館駅の駅弁屋さん『函館みかど』で購入しました。
いつもでしたら『鰊のみがき弁当』なのですがいつもいつも同じでは芸がないので今回は『北の家族弁当』をチョイス。
ご開帳。
いかめし、鰊、帆立、筋子などが入った中々レベルの高い弁当でしたね。
青函トンネルに入って暫くすると海底駅見学ツアー参加者は2号車に集合がかかります。
海底駅では2号車のドアしか開かないので到着前に集合するよう指示されます。
で、到着したら到着したでこの通りトンネルの中に無理やり設置した狭いホームですw
なお幅の広い新幹線車両を通すにはこのホームが邪魔なのだそうで北海道新幹線開業に伴いこのホームも撤去されるそうです。
竜飛海底駅。
こうやってトンネルの中をまじまじと見られるのも貴重な体験かと・・・。
しかもここは世界最長の海底トンネルの中でしかも新幹線規格のトンネルですしねw
この時点で既に新幹線用の線路が敷設され三線軌条になっていました。
というわけで駅構内へ。
と言ってもトンネルの中w
ちなみにここはトンネル本坑に平行して掘られている『作業坑』というトンネル。
現在ではトンネルで緊急事態が起こった時の避難路になるそうです。
竜飛海底駅駅名標。
こんなところにあるのですね・・・。
ちゃんとした駅ですので時刻表も設置されています。
新青森方面は先ほど乗ってきた1本のみの停車。
なおこのツアーの定員は1回30人ですのでそらすぐいっぱいになりますわ・・・。
竜飛海底駅には竜飛定点という保安上の基地が設けられており、ここから地上に脱出することが出来ます。
つまりこれから見学するのに歩いて行く通路は非常時には避難路になるわけですね。
トンネルの壁面にはなぜか浮世絵のタイルがw
トンネルの中を歩いていきます・・・。
海底の更に下を通るトンネルのせいかかなりの湧水があるようでそれを集めて地上へ汲み出すポンプが設置されています。
トンネルの一部は湧水のせいで濡れています。
ガイドさんから転倒に注意するように指示がありました。
暫く歩くとこんなところに。
水槽がありましたが既に魚はおらず放置されている様子。
多分日本で一番深いところにあるトイレではないでしょうか。
なお汚物処理にかかる経費がバカにならないそうで・・・。
そして日本一深いところにあるだろう公衆電話。
懐かしのピンク電話でした。
青函トンネルの模型もボロボロ・・・。
トンネル内部は気温は一定なのですが湿度が高く、設備の劣化が早いようです。
こりゃ保守管理大変だろうなあ・・・。
ここでガイドさんによる青函トンネルについて簡単なレクチャー。
その他に工事中の写真や青函トンネルの図面等資料の掲示がありました。
さてこの先には巨大で重厚な扉が。
この扉自体が排煙装置で扉の向こう側から風が吹いているとのこと。
火災発生時にはこの扉を開けて煙を押し出し煙の充満を防ぐのだそう。
でもって通常時にそんな強風を吹かすわけにも行かず同じような扉を2回抜けました。
まるで宇宙船のエアハッチみたいですねw
(続く)
2014-08-31 00:41
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