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青函連絡船摩周丸 [鉄道]

前回の竜飛海底駅の続きです。


函館駅に戻ってきましたが駅のすぐそばに係留されて保存されている摩周丸の開館時間にまだ間に合いそうだったのでこちらにも行ってみました。
正直ギリギリでしたw
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早速乗船しましょう。
青函連絡船のイルカのシンボルマークが出迎えてくれます。


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連絡船最末期、JR発足直後のポスター。
連絡船廃止が1988年なのでもう26年も前になるのですね・・・。


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こちらは70年代以降の末期の青函航路を支えた連絡船一覧。
旅客用の津軽丸型を筆頭に貨物用の連絡船とかもあったりして結構な隻数で運行されていました。


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普通座席。
当時道内を走っていた80系特急形気動車の普通車と同じものでしょうか?
青モケットが懐かしいです。


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こちらはグリーン座席。
1脚1脚独立しているので指定席のものでしょうか。
こちらは高級感を感じさせる臙脂色のモケットですね。
そしてヘッドレスト部分に読書灯が付いているのが驚きです。


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こちらでは制服を展示。
マリンガール、観光案内とか乗客の案内とかで夏季だけ乗務していたのですね。


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こちらは寝台室の『飾り毛布』。
寝台室の乗客を迎えるために乗員が腕を競ったといいますが正直職人技ですわコレw


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一旦外へ出てみましょう。
現役時代の青函連絡船には乗船したことはないですがなんか懐かしい感じにさせてくれます。


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船の上から夕暮れの函館の街を望みます。


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こちらは自動車航送甲板。
青函連絡船は自動車航送もしていました。
ただ予約できる場所が限られすぎてかなりマイナーな存在だったとか・・・。


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自動車甲板からマスト方向。


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ファンネルマークはJRからJNRに戻されていました。
連絡船はやっぱりJNRマークのほうがいいですね。


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再び船内へ。
こちらは桟敷席。所謂カーペット席です。
私は船といえばこっちですねやっぱり。


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当時の時刻表や切符の種類などの資料。
時刻表の後ろに載ってたものでしょうか?


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こちらはロープの結び方の種類。
船では今でも色々なロープの結び方が使われるのですね。


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お次はブリッジへ。
このレトロなメカニカル感がなんとも言えません。


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ブリッジの後ろにある通信室。


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こちらは消火用具や救命装備。


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連絡船の模型が展示されていました。


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さて閉館時間になったので退船です。
少々駆け足気味でしたが楽しめました。
ただ青森の八甲田丸に比べると居住空間メインの展示で展示内容も薄いのが残念ですね。
八甲田丸も見学したことがありますが(というかこの2ヶ月後に2回目の見学をしてきましたw)、向こうはエンジンルームや車両甲板まで見学できますのでこちらももう少し展示内容を増やして欲しいものです。


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ただ船の科学館で展示されていた羊蹄丸も無き今、国内でいつも見学できる連絡船は青森の八甲田丸とこの摩周丸だけのはずですので、これからも末永く保存していただきたいものです。






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