北陸鉄道旅行記 その4 [鉄道]
さて次に乗車する列車の時間です。
再び電鉄富山駅に・・・。
10030形(旧京阪3000系)のダブルデッカー組込編成が停車していました。
小さい頃から京阪電車を見て育った私としては京阪特急はこのカラーリングなんですよねえ・・・。
未だに今の京阪のカラーリングは好きになれません・・・w
16010形(旧西武5000系)『アルプスエキスプレス』です。
私自身西武池袋線沿線に住んでいたことはありますが既にレッドアローは10000系化された後だったので、この車両に乗車するのは初めてです。
なおリニューアル時に内外装のデザインをドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏が担当されています。
先頭車2両はリニューアルされていますが関東私鉄の有料特急車の雰囲気を残しています。
車端部には暖簾。
列車内で暖簾とか私は初めてですわwww
折角なので指定席である2号車へ。
指定券は増税後でも220円と良心的ですし1日フリーきっぷも路線長を考えるとかなりリーズナブルですしね。
ちなみに私の席は窓側に向いた席の一番端。
一人旅にはいい席をゲットしましたw
2号車には他にもこんな席があります。
2号車クハ112の銘板。
しっかりとドーンデザイン研究所の銘板もありますね。
なお中間付随車なのに『クハ』なのは16010形の辿った経歴に原因があるそうです。
乗車記念に紙風船を頂きました。
さすがに窓側に向いた席なので展望は最高ですね。
さてもう少し車内を見てみましょうか。
2号車には車販カウンターが設置されていてアテンダントのお姉さんが販売業務も行っています。
こういうディスプレイが水戸岡デザインっぽいですよね。
青大将色のEB58の模型でしょうか。
半世紀前のショーティ、ですね。
本棚には鉄道雑誌。
大きなお友達向けですねw
カウンターでは地鉄の鉄コレも販売していました。
車販と言えどもグッズやお土産が中心で供食はほとんどなくドリンク程度でした。
お酒飲んでる人もいましたが昼間なのでここはホットコーヒーでw
車窓に山々が見えてきました。立山連峰なんでしょうかね?
特急ですがこんな小駅にも停車。
う~んいい雰囲気!思わず途中下車したくなりますねw
この時はまだ建設中だった新幹線接続駅の新黒部駅と北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅。
終点の宇奈月温泉駅に到着しました。
西武と京阪という東西の私鉄特急車が同じホームに並んでいるのも地方私鉄らしい光景ですね。
宇奈月温泉駅。
重厚な大型駅舎です。地方私鉄でも温泉街など昔ながらの観光地だったところは重厚な駅舎が多いですね。昔日の繁栄を彷彿とさせてくれます。
温泉地だけあって駅前の噴水はなんと温泉!
この先黒部峡谷鉄道のトロッコで更に奥地へ行けますがこの時期は残念ながら冬季休業中。
いい時間になったのでお昼は駅前の食堂で白えびのかき揚げ丼を頂きました。
その後は宇奈月温泉駅を発車する16010形を撮影したり、
側線に留置されている10030形を撮影して時間を潰しました。
そうこうしているうちにお目当てがやって来ました。
10030形『ダブルデッカーエキスプレス』です。
なお留置線の10030形を撮影している時に地元らしき方から声をかけられました。
お話を伺うと今は仕事の都合で富山市内在住だが出身は大阪で京阪沿線に住んでいたとのこと。
富山地鉄に京阪の元特急車が走っていると聞いて懐かしくなって見に来たと。
次の特急がダブルデッカー付きの京阪特急色ですよ、と教えるとなんと乗車するとのこと。
鉄道ファンではないとのことですがこんなことってあるのですねw
というわけで1345発の特急に乗車します。
富山地鉄も主要駅の発車案内は液晶化されているようですね。
京阪本線では見られなくなった旧京阪特急色の10030形です。
やっぱり京阪特急はこの塗り分けだなあ・・・。
京阪特急の証である『テレビカー』の文字も復活しています。
本家である京阪ではテレビカーが廃止されたのでまさかの富山地鉄での復活は驚きですね。
なお復活したテレビカーのテレビはLED AQUOS。
本家より良いテレビなんじゃあコレwww
ダブルデッカー車であるサハ31形は京阪時代そのまま時代祭の行列のラッピングも残されています。
90年代に譲渡された先頭車は車内の雰囲気こそ変わっていませんが座席のモケットは張り替えられています。
ダブルデッカーの方はまさに京阪時代そのままでした。
まずは2階席。
1階席もそのままですね。
1+2の3列シートもそのままです。
階段部の意匠もそのまま残っています。
車端部の平屋席も京阪時代のままですね。
水戸岡デザインでリニューアルした西武5000系とは真逆で京阪3000系の方は最小限の改造で出来るだけ京阪時代のまま運用しようとしているようです。
折角なので2階席の指定券を購入します。
座席番号も何気に京阪時代そのままです。
実は私、2012年10月に帰省した際、これが最後と思って最後の旧3000系編成を追いかけていたのですが、まさか富山で再び乗車できるとは思っても見ませんでした・・・。
JR東日本の2階建てグリーン車や近鉄ビスタカーにも負けないと評された京阪ダブルデッカーの嚆矢。
北陸の地で末永く走り続けてくれることを願わずにいられません・・・。
富山市街地に入ってきて車窓が住宅街になってくるとまるで京阪特急で京阪間を走っているような気分になりますねw
電鉄富山着。
また機会を作って乗りに来たいですね。
(続く)
再び電鉄富山駅に・・・。
10030形(旧京阪3000系)のダブルデッカー組込編成が停車していました。
小さい頃から京阪電車を見て育った私としては京阪特急はこのカラーリングなんですよねえ・・・。
未だに今の京阪のカラーリングは好きになれません・・・w
16010形(旧西武5000系)『アルプスエキスプレス』です。
私自身西武池袋線沿線に住んでいたことはありますが既にレッドアローは10000系化された後だったので、この車両に乗車するのは初めてです。
なおリニューアル時に内外装のデザインをドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏が担当されています。
先頭車2両はリニューアルされていますが関東私鉄の有料特急車の雰囲気を残しています。
車端部には暖簾。
列車内で暖簾とか私は初めてですわwww
折角なので指定席である2号車へ。
指定券は増税後でも220円と良心的ですし1日フリーきっぷも路線長を考えるとかなりリーズナブルですしね。
ちなみに私の席は窓側に向いた席の一番端。
一人旅にはいい席をゲットしましたw
2号車には他にもこんな席があります。
2号車クハ112の銘板。
しっかりとドーンデザイン研究所の銘板もありますね。
なお中間付随車なのに『クハ』なのは16010形の辿った経歴に原因があるそうです。
乗車記念に紙風船を頂きました。
さすがに窓側に向いた席なので展望は最高ですね。
さてもう少し車内を見てみましょうか。
2号車には車販カウンターが設置されていてアテンダントのお姉さんが販売業務も行っています。
こういうディスプレイが水戸岡デザインっぽいですよね。
青大将色のEB58の模型でしょうか。
半世紀前のショーティ、ですね。
本棚には鉄道雑誌。
大きなお友達向けですねw
カウンターでは地鉄の鉄コレも販売していました。
車販と言えどもグッズやお土産が中心で供食はほとんどなくドリンク程度でした。
お酒飲んでる人もいましたが昼間なのでここはホットコーヒーでw
車窓に山々が見えてきました。立山連峰なんでしょうかね?
特急ですがこんな小駅にも停車。
う~んいい雰囲気!思わず途中下車したくなりますねw
この時はまだ建設中だった新幹線接続駅の新黒部駅と北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅。
終点の宇奈月温泉駅に到着しました。
西武と京阪という東西の私鉄特急車が同じホームに並んでいるのも地方私鉄らしい光景ですね。
宇奈月温泉駅。
重厚な大型駅舎です。地方私鉄でも温泉街など昔ながらの観光地だったところは重厚な駅舎が多いですね。昔日の繁栄を彷彿とさせてくれます。
温泉地だけあって駅前の噴水はなんと温泉!
この先黒部峡谷鉄道のトロッコで更に奥地へ行けますがこの時期は残念ながら冬季休業中。
いい時間になったのでお昼は駅前の食堂で白えびのかき揚げ丼を頂きました。
その後は宇奈月温泉駅を発車する16010形を撮影したり、
側線に留置されている10030形を撮影して時間を潰しました。
そうこうしているうちにお目当てがやって来ました。
10030形『ダブルデッカーエキスプレス』です。
なお留置線の10030形を撮影している時に地元らしき方から声をかけられました。
お話を伺うと今は仕事の都合で富山市内在住だが出身は大阪で京阪沿線に住んでいたとのこと。
富山地鉄に京阪の元特急車が走っていると聞いて懐かしくなって見に来たと。
次の特急がダブルデッカー付きの京阪特急色ですよ、と教えるとなんと乗車するとのこと。
鉄道ファンではないとのことですがこんなことってあるのですねw
というわけで1345発の特急に乗車します。
富山地鉄も主要駅の発車案内は液晶化されているようですね。
京阪本線では見られなくなった旧京阪特急色の10030形です。
やっぱり京阪特急はこの塗り分けだなあ・・・。
京阪特急の証である『テレビカー』の文字も復活しています。
本家である京阪ではテレビカーが廃止されたのでまさかの富山地鉄での復活は驚きですね。
なお復活したテレビカーのテレビはLED AQUOS。
本家より良いテレビなんじゃあコレwww
ダブルデッカー車であるサハ31形は京阪時代そのまま時代祭の行列のラッピングも残されています。
90年代に譲渡された先頭車は車内の雰囲気こそ変わっていませんが座席のモケットは張り替えられています。
ダブルデッカーの方はまさに京阪時代そのままでした。
まずは2階席。
1階席もそのままですね。
1+2の3列シートもそのままです。
階段部の意匠もそのまま残っています。
車端部の平屋席も京阪時代のままですね。
水戸岡デザインでリニューアルした西武5000系とは真逆で京阪3000系の方は最小限の改造で出来るだけ京阪時代のまま運用しようとしているようです。
折角なので2階席の指定券を購入します。
座席番号も何気に京阪時代そのままです。
実は私、2012年10月に帰省した際、これが最後と思って最後の旧3000系編成を追いかけていたのですが、まさか富山で再び乗車できるとは思っても見ませんでした・・・。
JR東日本の2階建てグリーン車や近鉄ビスタカーにも負けないと評された京阪ダブルデッカーの嚆矢。
北陸の地で末永く走り続けてくれることを願わずにいられません・・・。
富山市街地に入ってきて車窓が住宅街になってくるとまるで京阪特急で京阪間を走っているような気分になりますねw
電鉄富山着。
また機会を作って乗りに来たいですね。
(続く)
2015-02-23 02:22
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(0)
元京阪3000系の座席番号板は地鉄さんで造られた物ですね。京阪では座席番号に「A」や「B」と言う表記を「プレミアムカー」導入以前では使いませんでしたし、ダブルデッカー車には座席番号そのものがありませんでしたから。
by 加茂川なすび (2017-09-13 00:22)