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JR北海道の廃止予定駅に行ってきました [鉄道]

JR北海道が経営合理化のために幾つかの極端に利用の少ない駅を廃止する方針を打ち出しています。
丁度北見と函館に行く機会に恵まれましたのでその内の幾つかの駅を見てきました。
とりあえずご参考になれば、ということでサクッとレポートしたいと思います(笑)。

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まずは石北本線の金華駅から。立派な木造が残っています。
駅付近の集落は限界越えてヤバいんじゃないかというレベルで寂れていますがそれでもまだ何軒か居住されているようです。



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駅舎内。
当然ながら無人駅ですが窓口と手小荷物窓口の跡が確認できます。
北海道の木造駅舎には他にも窓口は塞がれているものの窓口の棚が撤去されずに残っている例が意外とあったりします。


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いつの5月2日かわかりませんがこの付近で熊が出たようです・・・。


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駅の構造は2線に駅側のホームと線路と線路の間に島式ホーム。
但し島式ホームは北見方面側しか使われていないので2面ですね。


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駅舎のホーム側には立派な木製の駅名標。
コレ、一見の価値ありですね。


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次は下白滝駅。ここも木造駅舎が残っています。


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駅の構造は2面2線の千鳥式のホーム。
昔の名残なのか側線の有効長は長いです。


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ここも窓口の跡が残っていました。


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次は旧白滝駅。
ここは仮乗降場から駅に昇格した歴史を持つため小さな駅です。
ただ開設が昭和22年と古いため所謂『板きれ駅』に比べたら立派ですね。
小さいながらも古い木造の待合室もあります。


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待合室内。
かなり年季の入った待合室です。
田舎の古い倉庫に入ったような独特な臭いもします。
留萌本線の真布駅の待合室もこんな雰囲気でしたね・・・。


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上白滝駅。
ここも木造駅舎です。
1日1往復しか列車が停車しないことで有名な駅ですが国道沿いにありますし意外なことに駅前集落が生き残っています。駅前商店もどうにか営業しているようですね。


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白熱電球の優しい明かりが郷愁感を感じさせます。
古い木造駅舎には白熱電球の明かりが似合いますね・・・。


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駅舎内。
窓口のカウンターが棚に再利用され、持ち寄られたのか本が置かれています。
なお当日上白滝駅で駅寝するという方が先におられ、どうやら私の地元関西の方だったようで話に花が咲いてしまい思わぬ長居をしてしまいましたw


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夜の上白滝駅ホーム。
駅舎から漏れてくる明かり以外光は見えません。
次の駅は振興局の境を越えた上川駅。
ここから約34km先になります。


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さて次は道南、函館本線の鷲ノ巣駅です。
八雲の隣なのでアクセスは比較的容易ですか。
停車列車も白滝シリーズと違って1日に上り6本、下り7本ありますしw


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駅へのアクセス道路。駅から道道側を見ています。
国道5号線と道道(旧国道?)の合流点付近に駅への入口があるのですが1車線の未舗装路でしかも案内板等もなくかなりわかりづらいです。
この駅への道路を見て白糠線の上茶路駅が現役の頃はr665がこんな雰囲気だったのかな、と・・・。


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ホームはここも2面2線の千鳥式。
随分有効長が長い側線だなあ、と現地では思っていたのですが帰ってから調べてみると八雲方面から当駅まで複線、ここから単線になるとのことです。
なお鷲ノ巣駅は元々信号場として開設され、仮乗降場→駅と昇格したという歴史を持っています。


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駅舎内。
作り付けのベンチには駅寝をしてくださいと言わんかばかりの毛布と枕が。
こんな設備初めてみましたわw


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撮影していると貨物列車がやって来ました。
ここは天下の函館本線。通過列車は多いですw

さて、JR北海道が現時点で発表している廃止予定駅はあと石勝線の東追分と十三里。
こちらは道東方面に行く機会に訪問してみたいと思います。



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