LUMIX GH5での闇鉄に挑戦

皆様お疲れ様です。
先日お誘いいただきまして、2017年以来5年ぶりに北海道のラッセル車を撮影に行ってきました。
札幌は数十年ぶりの大雪で大混乱になっていましたが、宗谷・石北両線とも雪がなく肝心の雪はかいてくれませんでしたが、留萌本線の深夜のラッセルを撮影してきました。
私の使っているLUMIX GH5は2017年発売のマイクロフォーサーズ機で、センサーサイズの関係から高感度は弱く、夜間に高速で移動するものの撮影には向いていませんが、カメラの限界を探るためにも挑戦してきましたので備忘録も兼ねてご紹介いたします。
なお、出来るだけ明るいレンズを使おうとパナライカ10-25mm/F1.7を使用しましたので、広角過ぎて撮影自体はあまりうまくいきませんでした。ただ可能性とレンズの選択の知見が得られましたので、今後の参考として得られるものがある撮影でした。


GH5+10-25mm/F1.7 25mm ISO10000 F3.5 1/250
深川駅を出発してすぐの踏切です。
除雪車のライトと踏切の街灯で意外と明るくもっと感度を抑えられた感があります。



25mm ISO10000 F2.2 1/250



25mm ISO12800 F1.7 1/50



16mm ISO10000 F1.7 1/320

排雪モーターカーなので鉄道車両にしては速度が遅いせいもありますが、意外とISO12800くらいまでで対応出来たな、というのが素直な感想です。35-100mm/F2.8を持って来ればよかったと後悔しました。
LUMIX Gレンズの35-100mm/F2.8はF2.8通しなのに小型軽量なので荷物にならないのがありがたいですね。
ISO10000以上だとノイズが盛大に出ますのでPCモニターで見るとかなり厳しいですが、ブログやSNSに載せる程度ならなんとかなるかな感はありますね。
あともうひとつ問題点は連写していて途中でAFを外しているのがままありました。
GH5のAFの弱さがここは露呈した感はあります。
マイクロフォーサーズはOM-1、GH6と新機種が遂に発表され、高感度性能やダイナミックレンジもかなり向上しているようですので、こういった撮影でももっと使いやすくなると思います。
またGH6のAFもかなり改善されているということで、こういったシーンでどれだけ使えるのかは本当に気になるところです。



GH5+50-200mm/F2.8-4.0 50mm ISO3200 F2.8 1/500
こちらは明け方の石北ラッセル。
このくらいの照度があれば50-200mmでISO3200程度で撮影出来ますので、十分ですね。

マイクロフォーサーズの新機種が発表され、盛り上がっている中動画を撮らないけど今までLUMIXを使い続けてきた私としては動画に全振りしてきたGH6にするか、スチルを極めてきたOM-1にするか非常に迷っている次第です。
そんな中で旧機種のレビュー的記事になりましたが、ご参考になれば幸いです。
なお、今回の記事はもうひとつテストとしてiPad mini6+外付けキーボードで書いています。
写真のアップロードにちょっと迷いましたが、十分ここまで書けましたので私としては合格です。
あとはちゃんと保存できて記事をアップロード出来ればOKですね。