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白糠線廃線跡放浪記 その3 [鉄道]

2011年11月25日。
リベンジの日は意外にも早くに訪れました。
厚岸出張の帰り道でございます。


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白糠駅と白糠バスターミナルでございます。


さてここから国道392号線を上士幌方面にむけて北上します。
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道東自動車道絶賛建設ちう。


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国道を越える白糠線の橋梁跡。
ここまで来れば目的地はもうすぐです。


前回ウロウロ探索していた国道392号線(旧道)と道道665号線の交点に到着。
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道道665号線よ、私は帰ってきた。

・・・目的の上茶路駅はここから白糠方面に少し戻ったところ。
早速探索開始です。
何分遠隔地です。ちゃっちゃといきましょうw


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茶路川を渡る橋梁跡。


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町営バスシュウトナイ入口バス停。目印の一つです。
保静橋の手前にあります。


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国道沿いの廃屋。
この付近、“生きている”人家らしきものは片手で数えられるくらいしか存在しません。


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青少年旅行村。
少し前まではキャンプ場の管理をしていたようですが、今もやっているのでしょうか・・・。


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上茶路駅への最大の目印である赤い屋根の集会所。
この建物の角に道道665号線との交点があります。


集会場の敷地には石碑が
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裏を見ると廃校になった上茶路中学校を記念した石碑のようです。
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なお、上茶路中学校跡とその隣にあったこの地区唯一のガソリンスタンドの跡地は
現在道東道建設事務所になっています。
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なお簡易トイレが借りれますので覚えておくと非常時には有効かも。
なにせ60kmトイレすらありませんのでw


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というわけで漸く上茶路駅側の道道665号線交点とご対面です。


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国道392号線と上茶路駅を結ぶ道道665号線です。
この先に目指す上茶路駅があります。


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道道標識がこれまた異様に新しい・・・。


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駅へ向けて進んでいくと・・・。


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ホームが見えました!
上茶路駅です。


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貨物ホームに・・・


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旅客ホーム。
ホームの下からも大きな木が生えてきていて自然の生命力には驚かされます。
この時期ですからまだマシですが夏は完全に木々の中に埋もれているのではないでしょうか。


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ホームの上に上がってみました。


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駅名標。
「しもほくしん」の部分は完全に脱落して消失していました。


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ホーム上屋。


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旅客ホーム上より下北進方面。


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縫別方面。
列車を待ってた人はこんな景色を眺めていたのでしょうか・・・。


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ホーム上の電柱には電球の台座が残っていました。


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現役時代は駅舎と駅前商店があったそうですがとうの昔に解体され跡形すらありません。
林の中にポツンと佇む電柱だけが当時を忍びます。


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駅前はロータリー状になっていたようですがその中心にあったと思しき植樹の跡。
どうにか人工物と判別できます。


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駅を後にして少し上士幌側に戻ります。


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ここまで来る際に見つけたもう一本の道。
こちらも折角なので探索します。


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キャンプ場の跡地。
照明とトイレにその痕跡を見いだせます。


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30年ほど前の航空写真ではこのあたりは炭鉱住宅が立ち並んでいたようですが、
今は見事に何もありません。


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何もない広場の一番奥で消火栓を発見。
やはりこのあたりまで炭鉱住宅があったと推測されます。

で、この先の林を抜けたところに白糠線の路盤跡があるはずで、しかも駅から線路が残っていると
推測されるのでそこまで行ってみようと歩を進めようとした途端、
ガサゴソという音と共に100mほど先を横切る黒い大きな影が・・・。

えっと・・・、もしかして、北海道名物エゾのプーさんというやつですか
もしかして?

背中を冷や汗が流れるのを感じながらこちらへ向かってこないということだけを確認して、
回れ右。そして国道へ向かって歩き出します静かに・・・。
そしていつの間にか国道へ向かって全力全開猛ダッシュ!!

いやはや・・・
久々に肝を冷やしました・・・。
やっぱり廃墟は、特に北海道の廃墟はナメてはいけません・・・。

とりあえず車に戻って休憩。
息を整えてから次の目的地へ。


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北進集落にある北進小中学校跡です。


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校舎は数年前に解体され、今はこの記念碑が残るのみです。


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学校の近くにはこんな石碑も。
なぜか柵で覆われていて近づけませんでした。


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このあたりで唯一と思われる商店もご覧のとおり。

この北進集落が白糠側最後の集落です。
昔はもっと人が住んでいたようですが、今はかなり寂しい集落になってしまっているようです。

北進駅跡は集落から谷の方に下る場所にあり、また何も残っていないようですから
今回はスルーしました。
これで今回の探索は終了ですが、廃墟廃線探索について色々勉強不足を痛感した
探索でもありました・・・。





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