SSブログ

白糠線廃線跡放浪記 その1 [鉄道]

2011年11月17日。
釧路出張の帰り道でございます。

釧路へ行く際にいつも浦幌ICから国道392号線を通るのですが、
釧勝峠を越えて白糠に入って暫く走ると見えてくる国鉄白糠線の廃線跡。
国鉄末期の赤字ローカル線廃止のトップを切って廃止されたにもかかわらず施設の撤去が
あまり行われなかったため橋梁等が今でもきっちり残っています。
で、興味がわきましてネットで適当にググってますと、今でも上茶路駅だけはホームが残っている
ことを知りました。

白糠線自体国道392号線沿いに走っていることもあって、それほど奥地に足を踏み入れる必要は
なさそうですし、この時期なら下草は枯れてるし雪もないしで探索にはもってこいだと、
非常に軽い気持ちで考えておりました。

これが後にとんでもない誤りであったと気付かされることになるのですが、
そんなことはつゆ知らず。札幌への帰り道にふらりと寄るつもりで車を走らせていたのでした・・・。


DSC_0026.jpg
国道38号線沿いにある道の駅、しらぬか恋問です。
ここでトイレ休憩。
ちなみにここから道東道方面は国道392号線に入ってしばらくしたところにあるセイコーマートを
過ぎるとこれから向かう上茶路駅近辺にある道東道の工事事務所にあるトイレ以外に約60km
トイレすらありません。


建物の裏手は海です。
DSC_0125.jpg

DSC_0128.jpg

DSC_0129.jpg
ちょっと寒いですが良い風景です。


途中、白糠駅に立ち寄ります。
DSC_0145.jpg

DSC_0153.jpg


DSC_0155.jpg
道東・道北の少し古い公衆トイレでよく見かけるのですが、右上の黒いボタンを5,6秒押し続けないと
水が出て来ません。
凍結防止なんでしょうけど・・・。


跨線橋から構内を望みます。
DSC_0157.jpg

DSC_0160.jpg
昔は何本か側線があったのでしょうが、今は撤去されています。
白糠線は右手の方に分岐していったらしいですが、よくわかりませんでした・・・。


DSC_0131.jpg
今度は駅の右手にあるバスターミナルへ。


DSC_0143.jpg
白糠線から転換した町営バスが待機中。


DSC_0132.jpg
バスターミナルの窓に駅名板?


DSC_0133.jpg

DSC_0134.jpg

DSC_0135.jpg

DSC_0136.jpg
白糠線全駅分の駅名票が飾ってありました。
仮乗降場だった共栄仮乗降場まである所が芸が細かいですw


バスターミナル内部
DSC_0139.jpg


DSC_0138.jpg
閉塞機。
実際に白糠線で使われていたものなのでしょうか?


DSC_0142.jpg
町営バスは平日1日3本。
土日は運休と聞いていましたが土曜1本は復活したみたいです。


DSC_0140.jpg
最終日の列車に付けられたヘッドマーク。


DSCN0904.jpg
開業時の写真に


DSCN0907.jpg
開業時のポスター


DSCN0908.jpg
在りし日の風景

と、バスターミナルの中は白糠線関連の写真等がかなり掲示されています。
地元から熱望されて開業した路線がなぜ20年ほどで廃線になってしまったのか、
それだけこの地域を取り巻く環境が激変したということでもあるのですが、ちょっと考えさせられました。


(続く)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0