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竜飛海底駅見学ツアーに参加してきた話 その2 [鉄道]

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さて扉を抜けて次のエリアに入ります。
ここから先は青函トンネル記念館の施設になりますので竜飛海底駅が廃止された現在でもアクセス可能なエリアになります。


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こんなところに謎のベンチと事務机w


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異常出水事故に苦しめられた青函トンネル工事の様子が解説されています。
青函トンネルに限らずトンネル工事では水との戦いをよく耳にします・・・。


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トンネル工事で使用された車両群が展示されています。
青函トンネルは初めはトンネルボーリングマシン(TBM)というシールド工法に似た工法で掘り進んでいけば順調に貫通すると予測されていたものの、予想以上に軟弱な地質や相次ぐ異常出水でTBMは早々に諦め、先進導坑で地質を調査しながら本坑を掘り進むという工法に変更されたのだそうです。


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こちらはトロッコの人車。
現場に向かう作業員を輸送した車両ですね。


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ドリルだけでなくスコップやツルハシなんかも使用されたようです。
世界一のトンネルにもこういう昔ながらの道具も使われたのですね・・・。


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トロッコの線路も一部保存されています。


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何故か大量に置かれているサビサビの自転車・・・。
保守用としても数が・・・w


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さてここからはケーブルカーで地上に上がります。
ここは体験坑道駅。このケーブルカーも青函トンネル竜飛斜行線という『鉄道』ですので竜飛、吉岡両海底駅が廃止された現在最も深いところにある駅ということになります。
なおこのケーブルカー、日本一短い私鉄でもあるそうです。


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地上へ向けてぐんぐん上がっていきます。
そういえば全線トンネルのケーブルカーってのもなかなかないですよね。


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というわけで地上の青函トンネル記念館駅に到着。


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トンネル内と地上とで気圧の差があるのか風を防ぐためにケーブルカーが通る時以外はこの巨大な扉が閉まります。


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なおこのケーブルカー、れっきとした『鉄道』ですのでダイヤに基づいて運行されています。


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青函トンネル記念館外観です。
ここで自由行動になりますが時間があまりありませんので館内は後回しにして外に出ましょう。


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まずは展望台へ向かいましょう。


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少し歩くと海が見えてきました。
今日は天気が良いので海も穏やかですね。


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竜飛岬展望台にやってきました。


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記念碑には石川さゆりの『津軽海峡冬景色』。
ボタンを押すとメロディーが流れだすアレですw


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展望台からは眼下に竜飛の漁港と対岸には北海道が見えます。
宗谷岬から樺太を見た事があるのでそれと比較すると本州と北海道は近いですね。


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竜飛岬といえばもうひとつ。国道339号線『階段国道』です。
国道のヘキサが立っているのにマジで階段w


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なお階段国道はここから竜飛漁港に向かって下っていきますが、更に高台の展望台に登っていく『階段村道』なるものもあります。こちらはアニメ版クラナドで朋也くんがおばあさんに会いに行くのに登っていった階段ですね。
今回は時間がないので諦めましたが機会があればそちらにも行ってみたいものです。


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折角なので階段国道を途中まで。
もう少し時間があれば下まで行きたかったのですが残念ながらここで引返します。


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残りの時間で青函トンネル記念館内部を見学します。
といっても意外と展示物は少ないです・・・。
そういえば青函トンネルを200系が走ることはついぞ実現しませんでしたね・・・。


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集合時間になってここでケーブルカーの乗車券と体験坑道体験証明書をいただきました。
なおケーブルカーの料金は海底駅見学料金に含まれています。


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それではケーブルカーで再びトンネルに戻りましょう。


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函館方面の停車は1日3本。


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竜飛海底駅ホームに戻ってきました。
いやはや、あっという間でしたね。もう少しのんびり回りたかった・・・。


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望遠レンズで反対側のホームを覗いてみるとホームにも駅名標が掲示されていました。


帰りの列車が来る前に青森方面に向かう貨物列車が通過するということで見学します。
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暗いのでISO3200まで上げてもSSが上がらずブレブレですがトンネルを100km/h以上で走ってくる重量貨物はなかなかの迫力でした。


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帰りの列車がやってきました。
今度は485系。
ところで北陸新幹線が開通すると新潟地区の運行体型が大幅に変更されますが485系はどうなるのでしょう・・・?
もしかしたら485系終焉の地は青函トンネルになるのでしょうかね・・・?


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帰りはのんびりとアイスを食べながらw
なおJR北海道の車販のアイスはカタクナイですwww


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というわけで函館に戻ってきました。


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函館駅には臨時北斗運用に入っていたニセコエクスプレスが。
出火事故で高速仕様のキハ183系が運行停止していた当時は本当に何でもありでしたね。
臨時列車で本数はなんとか維持しようとしていましたが予備車やリゾート列車を当てていたので座席数の不足はかなり深刻でした・・・。





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